BTec1900とBTec2000との違いについて

BTec1900
比較内容
BTec2000
B1900は使用モーターをマッスル社製限定となります。
(マッスル社ACサ-ボモーターの全製品に適用可能です。
当社よりセットで購入されますと割安です)
モーター
B2000は総てのパルス入力方式のサ−ボモーター(ステップモ−タ−は加減速基板必要)と接続可能です
B1900はモーターとの接続でRS232C接続(5v接続)となり、モーター情報が詳細に利用可能です。(ドングルとモーターの距離は最大3m以内でツイストペアー接続ください)

接続
B2000はモーターとの接続で2パルスか1パルス方向方式で接続されその他の情報のやり取りは出来ません。(ドングルとモーターの距離は最大5m以内でツイストペアー接続ください)
B1900は原点復帰、途中停止、モーターフリー等の指令や
現在位置、残り移動量、現在トルク、アラーム状況等の問い合わせが配線増設無しに可能です。(一部オプション)
原点復帰
B2000は原点復帰等でハ−ド配線などが必要で、モーターフリーの指令や現在位置、残り移動量、現在トルク、アラーム状況等はモータードライバーの機能に依存します。(途中停止はソフトの機能です)
B1900はハンドル式プレイバック機能(オプション)がソフトのみで構成できます。
ハンドル式プレイバック機能
B2000は現在の所対応不可能です。
B1900はトルク検出機能を利用して定圧測定機等の製作が本機のみで構成出来ます。
定圧測定機等の製作
B2000はモーターの機能に依存しますが、ハード配線が必要で実現は易しく有りません。
B1900は最高速度(3000,2000rpm)最低速度(1パルス/sec)です。また1回転分解能は200,400,500,1000,2000,2500,5000,10000,25000,50000
以外選択出来ませんのでネジの選択はご注意ください。
(ソフトギヤーは有りません)
最高速度
最低速度

B2000は最高パル数120000パルス/secで1μ制御では最大7.2M/minです。ソフトギヤーはありませんのでモーター側に必要です。
B1900は指令ブロック間の停止が最低でも数msecあります。その上必ず加減速動作が入るのでブロック間のスム−ズさに欠け円弧補完や工作機械の補完切削などには無理があります。
指令ブロック間の停止
B2000はブロック間の停止時間を0に出来ます。その時は加減速も最小です
からスム−ズな移行が可能です。
B1900は現在の所ドングル追加による軸数追加は有りません。(技術的には可能)がパソコンとの通信では専有時間が少なく他のソフトとの共存が容易です。
軸数追加
B2000はバンク切り替えにより12軸ぐらいまでなら実用範囲ですがパソコンとは9msecに1度通信しており、専有時間が多いので、他のソフトとの共存は不可です。
B1900は低速から高速まで安定して使用可能ですが、細かい部分の3軸同期牲に欠けます。ポイントtoポイント制御に限定すれば、画期的な省配線、ロ−コスト、高機能なNC制御装置となります。
総合特性
B2000は高機能を要求すると配線増加などで高コスト傾向ですが円弧補精度や多軸化は高級NCなみに構成可能となります。また高速化や低速性能の向上は加減速基板の付加とCPU高性能化で対応可能としています。



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