完全ソフトNC制御装置(BTec 1900)
[姉妹機BTec 2000]

BTec 2000との違い
・使用モーターはマッスル社製専用となります。
(マッスル社ACサ-ボモーターの全製品に適用可能です。
当社よりセットで購入されますと割安です)
・モーターとの接続はRS232C接続(5v接続)となりモーター
情報が詳細に利用可能です。(ドングルとモーターの距離は
最大3m以内でツイストペアー接続ください)
・原点復帰、途中停止、モーターフリー、現在地原点設定等の指令や
現在位置、残り移動量、現在トルク、アラーム状況等の問い合わせ
が配線増設無しに可能です。(一部オプション)
・ハンドル式プレイバック機能(オプション)がソフトのみで構成できます。
・トルク検出機能を利用して定圧測定機等の製作が本機のみで構成出来ます。
・最高速度(3000,2000rpm)最低速度(1パルス/sec)です。また1回転
分解能は200,400,500,1000,2000,2500,5000,10000,25000,50000
以外選択出来ませんのでネジの選択はご注意ください。
・ソフトOTは原点復帰後モーターとソフトに2重に設定可能です。
(ほぼ外部リミットは不用と思われます)
・現在の所ドングル追加による軸数追加は有りません。(技術的には可能)

BTec1900と2000との違いについてはこちらから
(比較表)



PWM基盤

<標準基盤と標準付属品>

1基本機能()内はオプション
・G機能
00,01,(02),(03),04,(05),(40),(41),(42),(60),(61),65,66,67,90,91,92
(G31,G05,G10,G22,G23,G27,G28,G29,G53,G54-G59,G73-G89,はマクロで対応出来ます)
・M機能
00,01,02,30,98,99(オプションで独自番号設定可、マクロで対応可)
・同時3軸直線補間(基本基板1枚当り3軸:最大27軸可能)
・工具長自動測定ソフト
・基本基板(ドングル):モ−タ−1軸の場合 入出力合計9点
(USB接続) モ−タ−3軸の場合 入出力合計5点
モ−タ−4軸の場合 入出力合計3点(改造で2点追加可能)
モ−タ−5軸の場合 入出力合計1点(改造で2点追加可能)
(軸数、入力数、出力数は購入時に指定下さい。後日変更は不可です)この基板だけで主軸on/off、切削油on/off、工具長測定等可能です
・フィードホールド
・ブロック中の速度変更(オプション)
・ユーザマクロB(一部オプション):M,F,Y社上位コンパチ、ほぼ変更なしで稼動可能です。
・JOG機能:マウス操作
・自動運転
・MID運転:プログラム一覧にMDIファイルを設置、複数設定可、複数行実行可
・バックラッシュ補正
・プログラム編集機能:裏編集原則不可、OSの機能を使えば可(加工中の速度などに影響有り?)
・DNCスケジュール機能
・サブプログラム結合機能
・オフセット変数400個:直接編集可のもののみ、運転中変更不可、16桁(プログラムからは15000個)
・自動運転中変数割り込み変更最大60個:変数名自由選択可、コメント漢字使用可
・1パルス1/1000ミリ制御方式(1/100可)
・ソフトストロ-クリミット:移動前に停止

4マッスルモーターについて
・ACサ−ボモーター制御ですが本体はパルスモーターです低速トルクが大きい等の長所の反面、許容慣性が小さい(自身の10倍まで)、低速振動調整が要熟練等の欠点もあります。パルスモ−タ−に有る発熱はACサ−ボ並みに低いのが特徴。
・総て入力はDC24Vの電源が必要ですがドライバ−はモ−タ−と一体構造で超コンパクトです。
・電子ギヤ-機能は有りませんが段階的な分解能を選択可能です。またネジ直結として十分のトルク、エンコ−ダ−の分解能力があります。
・エンコ−ダ−フィ−ドバックにより脱調等の心配は有りません。
・ゲイン調整などのパソコンソフトが完備しています。

5マクロについて
・M98、G65呼び出しネストは合計127です
・WHILE DO* END* は127です
・G,M,S,Tマクロ呼び出しは制限が有りません。文呼び出しも可能です。
・M社のマクロとほぼ上位コンパチです、がすべての確認がされているわけでは有りません
非コンパチの部分はご容赦願います。
・演算精度は16桁ですが各計算毎(1行毎では無い)に少数第4位で四捨五入しますので注意が必要です。
・容量は無限ですが処理速度の関係で予め指定した行数で完結する方式が最良です。
・よく使う汎用的なマクロ文(systemm.com)とメイン文のマクロを2個配置できます。
・入出力の接点状態をマクロで制御できます。
・制御できる変数は最大19999個です。
・パラメ-タ-、機械変数、画面もマクロ制御可能です

6構成について
・標準構成:標準ソフト、USB標準基板(ドングル)、USB及び出力ケ-ブル、USBドライバ-
サンプル価格(税込み)¥68,250-(大量発注時はUSB及び出力ケ-ブルは付きません)取設はメ-ル送付です。
・追加基板:入出力接点の追加の場合、PWMI/O基板を追加(上記と合わせて最大9枚までが実用範囲と思われます)
・周辺機材:USB標準基板用フォトカプラ-セット、PWMI/O基板用フォトカプラ-キット
上記用端子台(1対1使用)、上記用ケ-ブル、上記用電源10-12v
・その他 :USBの電源はパソコンからもらいます(200mA/個)
USBハブが必要の場合電源付きを選択ください。

7追加基板について
・PWMI/O基板:主軸用PWM出力1点、カウンタ-入力1点、入出力9点(税込み\19,950-)
・PWM信号アナログ変換基板(価格未定)
・フォトカプラ-基板Aセット:基本基板用、必要電流により出力抵抗を交換ください。(税込み\15,750-)
・フォトカプラ-基板Bキット:PWMI/O基板用、入出力によりカプラ方向を設定ください。(税込み\15,750-)
・汎用I/O基板:入出力13点、開発中
・PWMI/O基板と基本基板、合計最大9枚使用可能(WIN2Kでは更に追加可能)
・PWM信号-アナログ電圧変換基板、開発中

2オプション(一部開発中)
・XY平面円弧補間:ヘリカル付き
・XY平面工具径オフセット
・イグザクトストップ加工:高速高精度加工
・一方方向位置決め
・ユーザマクロ構造体公開
・ピッチエラー補正(開発中)
・固定サイクル(マクロにて作成されています)
・マクロ利用のフライス対話型(バッチ式)ソフト:2・1/2軸加工
・マクロ変数最大15000追加
・お客様独自M番号追加(マクロ機能でお客様対応可能)
・入出力フォトカプラ-端子セットを使うと開発が簡単です。
・PWM信号をアナログ出力する基板も有ります。(主軸制御用)


3データ運転(自動運転)について

・最大HDDの容量まで連続可能(一部制限有)
・容量は無限ですが処理速度の関係で予め指定した行数で完結する方式が最良です
・LAN・サーバー運転可能(一部制限有)
・監視リモ−トソフト使用可(リモコン倶楽部等)
・監視用DJテレビ使用可(ミツワ電子製等)

標準基盤と電源基盤
<標準基盤と電源基盤>

PWM基盤と標準基盤

<PWM基盤と標準基盤>

8補間精度について
・標準基板は9msec(USBチップの性能限界)スキャンでパルス分配しています(2003.9.12現在)
通信速度の向上で5msecに調整中です。順次性能は向上します。
・RS232C通信形態では既に3msecスキャンタイプを製造可能ですご相談ください。
・円弧補完機能はパルス信号方式(Btec2000)の方が現在のところ高精度です。

9ユ-ザ-様専用画面及び機能の開発について
・専用画面は順次受注出来ますご相談ください。
・専用ソフトの開発は現在準備していません。体制が整い次第受注開始予定です。
ご希望は順次メ-ルにてお伺いしております。

10お客様ご用意のパソコンについて
・推奨OSはWin2Kのみです(検証OS)Win98SEは使用可能の筈ですが未確認です。
Win98はUSBに不安があります? WinMe WinXPはダウンする時があります。今後、
OSのバ-ジョンUPで適用が広がる予定です。WinNT Win95は対象外です。
・CPUはPU233以上 メモリ−は128MB以上,出来れば256MBインテルCPU以外は未確認です。
・USB1.1以上は必須です。因みに当機器はUSB2.0対応しています。初期のUSBポ−トは対応しないものもあります。USBハブは電源付きの物を使用ください。
・マウスはスクロ−ルロ−ラ−付きの物を強く推奨します。
・画面は標準品は800*600(SXGA)です。特注によりVGAやXGAも製作します。液晶画面の手配はご注意ください。
・モ−タ−動作中は他のソフトは使用しないで下さい。速度にムラが出ます。タスク制御(変数設定可)でほぼ解消は可能です。が占有時間の大きい他のソフトは共存出来ません。

11同時制御軸数その他について
・現在同時3軸迄ですがダングルは5軸までは可能です(ソフト未対応)要望が多ければ順次対応します。
・1軸,2軸の専用も要望が多ければ順次対応します。
・円弧補間やオフセットはXY平面以外対応しない予定です。
・デ−タ−入力形式は電卓方式です。少数点が無いときmm単位になりますご注意ください。
・現在回転軸(360度で0になる)は対応していません要望が多ければ順次対応します。

※特徴
・モ−ションコントロ−ラ−で一番使用経験者の多い「Gコ−ド言語」を使用しています。
更にマクロ機能(業界標準コンパチ)を備え即日稼動が可能です。
またお手持ちの周辺機材,ソフト(自動プロ,CADCAMなど)がそのまま使用可能です。
・完全ソフトNCは常に進化出来ます。バ−ジョンUPはコピ−のみで可能です。(HPを注視下さい)
・PC/ATパソコン上で実現します。OSの機能は総て利用可能です。(LAN、HDD、マルチ機能など)
またその機能,性能,空間も専用NCの比では有りません。
・パソコンソフト資産の有効利用が可能(編集、リモ−ト、WANなど)
・ハードは軸数分のソフトロック解除USBドングルのみです(旧型NOTEパソで十分使用可能)。
・高速加工時も総ての機能は使えます。(G,Mコ-ドの制限等は有りません)
・超低価格で省配線のためコストパーフォマンスの低い機材への取り付けが可能です。
卓上工作機械、各種試験機、ロボット、ベンダ−、プレス、輸送機、各種製造装置など
・歴代最小の労力,コストで貴方の装置をNC化出来ると確信します。

※ご注意
・上記の記述以外は「出来ない」とお考え下さい。お問い合わせはメ−ルに限ります。
・パソコンソフトでNC機能を実現しています。従って通常のNCでは常識でも
当機では出来ない事もあります。逆のこともあります。誤解無き様願います。
・現存するNC制御装置のリプレ−スを狙っていません。従ってその機能を完全補完する用意も有りません
従来機ではコストで対応出来ないロ−コスト機器への採用を考えて開発しました。
必要な機能が無い場合従来機をご採用願います。
・一部Gコ-ド等はマクロで実現しています。このためO9000台は既に使用済みの場合があります。
・初めてご使用になる場合、出来るだけモーター、アンプ、関連装置をセットで当社より
お求め下さい、開発労力を低減出来ます。
・標準基板だけの運用は簡易的方法です、簡易的方法である事を十分ご承知の上ご使用下さい。
・サ-ボモ-タ-はゲイン調整が必須です。調整は原則ノンサポ−トです。
モ−タ−メ−カ−にお問い合わせください
・ノイズの少ない環境でお使いください(対策等のサポ−トは出来兼ねます)
・機械等の組み込みのご協力は有償にて可能です。しかし組み上がった製品の動作以外
品質,性能の保証は出来ません。
・不良品やトラブルに対しての保証は交換のみです。その他あらゆる損害に対して
責任は当方に無いものとします。低コスト商品ですご理解ください。

Btec1900配線例

1・……X軸Rx・…………・・…・…マッスル5pinのTxへ
2・……X軸Tx・…………・・…・…マッスル10pinのRxへ
3・……Y軸Rx・…………・・…・…マッスル5pinのTxへ
4・……Y軸Tx・…………・・…・…マッスル10pinのRxへ
5・……Z軸Rx・…………・・…・…マッスル5pinのTxへ
6・……Z軸Tx・…………・・…・…マッスル10pinのRxへ
7・……入力1+・…………・・……必要に応じて接続
8・……入力2+・…………・・……必要に応じて接続
9・……入力2+・…………・・……必要に応じて接続
10・…・RS用GND-
11・…・出力1+・…………・・……必要に応じて接続
12・…・入力用GND-
13・…・出力2+・…………・・……必要に応じて接続
14・…・出力用GND-
15・…・接続禁止
16・…・接続禁止

パルスは5V,10mA最大定格(有電圧出力)
入力は5V,10mA最大定格(有電圧出力)フォトカプラ-等使用のこと
2K程度の抵抗使用のこと
出力 は5V,10mA最大定格(有電圧出力)フォトカプラ-等使用のこと
320程度の抵抗使用のこと

コネクタ-配置図
__________________________________ 長手方向

| @A
| ・ ・
| ・ ・
| ・ ・
| ・ ・
| ・ ・
| ・ ・
| ・ ・
| ・ ・


マッスルモ-タ-配線例

1・……DC+24V・……電源+
2・……GND-1・……・電源-
3・……Input2-・…・8と11とショ−ト(GND)……………・…RSのGNDへ
4・……Output2・…・
5・……Output1・…・Tx…………………………………………RSのRxへ
6・……Input4・……
7・……Input3・……
8・……Input1-・…・3と11とショ−ト(GND)……………・…RSのGNDへ
9・……Input2・……
10・…・Input1・……Rx…………………………………………RSのTxへ
11・…・GND-2・……・制御電源-…3と8とショ−ト(GND)
12・…・DC+5V(Out)・制御電源+5V


マッスル設定ケ−ブル配線仕様

1・……DC+24V・……電源+・・…………………2との間に35V100μF接続・…その後DC+24Vへ
2・……GND-1・……・電源-・・…………………1との間に35V100μF接続・…その後DC-24Vへ
3・……Input2-・…・CCWパルス-(DIR)………8と11とショ−ト
4・……Output2・…・必要に応じて接続……・非接続
5・……Output1・…・必要に応じて接続
6・……Input4・……必要に応じて接続……・非接続
7・……Input3・……必要に応じて接続……・非接続
8・……Input1-・…・CWパルス-………………3と11とショ−ト
9・……Input2・……CCWパルス+(DIR)・……・非接続
10・…・Input1・……CWパルス+
11・…・GND-2・……・制御電源-………………3と8とショ−ト
12・…・DC+5V(Out)・制御電源+5V

 

多重仕様の積層イメージ
<多重仕様の積層イメージ >

フォトカプラ接続イメージ

<フォトカプラ基盤>


<マッスルモーター>
<マッスルモーター>
価格はお問い合わせください

 

結合イメージ     Btec2000パソコンソフト画面

 

 

 

 

 

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